Blog ブログ

ペットにアロマは危険?その理由を獣医師が解説

ペットにアロマは危険? ペットアロマ

ペットに対するアロマの使用については否定的な意見を聞くことがあります。

 

当協会のようにペットアロマを推奨する意見がある一方で、インターネットを検索すると「ペットにアロマは危険!」「猫にアロマは命にかかわる」といったコワイ記事も目にします。

 

実際のところはどうなのでしょうか?

この記事では「ペットにアロマは危険」とされる根拠について解説します。

危険であることを知ることは安全に使うために絶対に必要です。

吉永まり
吉永まり

ペットを危険にさらさないためのアロマの使い方を理解していきましょう!

ペットにアロマが危険とされる理由には以下のようなものがあります。

  • 優れた嗅覚
  • 「アロマ」の中身
  • 身体を舐める
  • 代謝能力の違い
  • エッセンシャルオイルの成分による毒性

これらの理由について1つずつ解説していきます。ペットにアロマを使用する前にぜひ理解しておいてください。

 

公式LINE登録後に動画を受け取れます。
⬇︎ ⬇︎ ⬇︎

「優れた嗅覚を持つからペットにアロマは危険」説

動物は人間よりもはるかに優れた嗅覚を持っています。そのため、アロマを使用することは嗅覚を強烈に刺激し、ペットにとって負担になるという意見です。

 

確かに動物は人間よりも優れた嗅覚を持っています。犬は特に、人間の100万倍以上の嗅覚を持つと言われています。

 

しかし、犬の嗅覚が「優れている」とされる理由は、単にニオイの強弱の話ではありません。

人間が1滴のアロマを嗅いだ時に感じる香りが、犬にとっては100万倍の強烈なニオイとして届いているかというと、そうではないようです。

犬の嗅覚が100万倍優れているというのは、逆に、1滴のアロマが100万分の一の量になったとしても「嗅ぎ分けることができる」という能力であると言われています。

 

だからこそ犬たちはその能力を活用して警察犬としても活躍していますよね。

 

捜索したい人の遺留品のニオイを嗅いだだけで、その人がたどった道を突き止めることができるのです。凄い能力ですね。

 

つまり、人間が感じることが出来ない微量のにおいの成分も敏感に嗅ぎ分けることができることが優れていると言われる点であり、実際にはニオイの強さの感じ方は10倍程度ではないかともいわれているようです。

吉永まり
吉永まり

ただしアロマの種類によっては刺激が強い物もあります!

こういったものはペットに使用するのを避けたり、使用の際には使用量に気を付けるなど配慮を行うことで安全に使用することができます。

 

また同じ「人間」という動物であっても香りの好き嫌いがあるように、ペットにもひとりひとり香りの好みの個人差がありますのでこの点も考慮してあげましょう。

 

以上のことから、動物の嗅覚が優れているからという理由だけでは「危険」とは言えません。

「アロマ」の中身が危険?

「ペットにアロマは危険」と言われる場合、「アロマ」とはいったい何を指しているのか?というところに注目してみましょう。

「アロマ」という言葉自体は「香り」という意味になり、その香りの元が何であれ「アロマ」と表現される場合があります。

例えば化学的に合成された人工香料が香りの元であっても「アロマ」と表現されます。

この場合、こういった化学物質は人間にとっても動物にとっても有害である場合があります。

吉永まり
吉永まり

つまり「アロマ」が差すものによっては、確かに、「ペットにアロマは危険」ということになりますね。

ペットにアロマを使用する場合、またはペットと暮らすご家庭でアロマを使う場合には、人工合成された香料としての「アロマ」ではなく、植物100%から抽出された天然のアロマ(=エッセンシャルオイル、精油)を使用しましょう。

「動物は体を舐めるからペットにアロマは危険」説

エッセンシャルオイルの使用方法は、その目的によって大きく3つあります。

  1. 芳香・・・香りを拡散させて楽しむ
  2. 塗布・・・身体に塗って使用する
  3. 摂取・・・飲む

こういった使い方が出来るのですが、この使用方法はメーカーそれぞれで異なりますので、必ずご使用のメーカーの注意書きをよく読んでから使用してください。

 

一般的にアロマというと「芳香」の目的で販売されていることが多いです。

この場合、「雑貨」という扱いになるため身体に塗布したり飲んだりすることはNGです。

吉永まり
吉永まり

こういったアロマをペットが舐めてしまったら、確かに危険ですよね。

ですので、ペットアロマで使用する場合には必ず「摂取」ができるもの(食品添加物扱いで販売されているもの)を使用しましょう。

 

そうすればもし舐めてしまっても安心ですし(量には注意しましょう)、ペットアロマでは目的によっては「ペットに摂取させる」という方法をとることもあります。

吉永まり
吉永まり

動物は身体を舐めてしまうことを大前提としてアロマ(エッセンシャルオイル)を選んでくださいね!

「代謝能力が違うからペットにアロマは危険」説

上述したように、ペットにアロマを使用する際には植物100%から抽出された、しかも摂取できる品質のものを選択することが前提になるのですが、

 

そういった高品質なエッセンシャルオイルを使用したとしても「人間と動物では代謝能力が違うからペットに植物成分のエッセンシャルオイルを使用することは危険だ」と言われることがあります。

 

こういった意見を聞くと、私はいつも違和感を感じてしまいます。

 

それは「人間も動物なのに・・・」ということ。

【人間】と【ペット】と分けて考えてしまいがちですが、人間もペットも動物です。

太古の時代から自然の中で植物に囲まれて生活をしていた動物たちは、植物の様々な恵みを受けてきました。

 

その一つの形として現代では「エッセンシャルオイル」として手に入るようになったわけです。

 

例えば、森林浴にはリラックス効果などがあることが知られていますが、これは森の植物たちが発する香りの成分、つまりエッセンシャルオイルの成分による効果です。

 

自然の状態ではこのように植物と動物が密接に関わり合っているんですね。

 

ですが「ペット」となると特に犬猫では「肉食動物だから植物の成分を代謝することができない。だからペットにアロマは危険。」と言われることがあります。

 

犬は人間と暮らす中で肉食動物から雑食寄りに変化して来ましたが、猫は昔から今でも肉食です。

 

確かに肉食動物では植物を代謝することは苦手です。

 

苦手ではありますが、本来自然の中で植物と共に生活していたわけなので「植物が危険」ということではありません。

 

ペットの犬猫でも、お腹の調子が悪いときなど、自分から草を食べようとする姿も見られますよね。

 

つまり「苦手」だとしても「禁忌」ではないわけです。

 

こういった動物種それぞれの特徴を知ることで、より安全にペットアロマを使用することができます。

 

  • 動物種
  • 動物のサイズ
  • 年齢
  • 体質

などによって使用する濃度や使用頻度を工夫して安全に使用していきましょう。

 

人間とは代謝能力が違うから、ペットには気を付けて使うということが必要です。

吉永まり
吉永まり

逆に言えば、人間だったらどんな使い方をしても安全という訳でもありません!

人間も体の大きさ、年齢、体質などによって代謝能力の違いがあります。

 

この点を考慮して安全に使用することは人間でもペットでも同じことです。

エッセンシャルオイルの成分による毒性

動物種によってはエッセンシャルオイルの成分に毒性があると言われています。

 

たとえば人間は玉ねぎを食べますが、犬猫では毒性があるため食べさせませんよね。

こういった違いがエッセンシャルオイルにもあるということです。

 

毒性がある成分だとしても使用量によっては問題ないという場合もあります。

 

ですが、当協会では「ホームケア」としておうちでペットアロマを行う場合には毒性があるオイルは避けるべきであると考えます。

 

使用を避けた方がよいものは以下の通りです

  • ティーツリー
  • ウィンターグリーン
  • ティーツリー
  • ウィンターグリーン
  • 柑橘系(レモン、オレンジなど)
  • ミント系(ペパーミント、スペアミントなど)

その他にも、刺激が強いオイルを使用する際には十分な注意が必要ですし、基礎疾患がある場合などに使用が出来ないオイルもあります。

 

まとめ

ペットにアロマは危険!と言われる根拠について解説しました。

 

確かに、使い方を誤ってしまえば「危険」であることは本当です。

 

ですが、危険と言われる理由を知り、安全に使用することが出来れば、ペットアロマはホームケアにとても頼りになるツールとなってくれます。

 

ぜひ、あなたとあなたのペットちゃんのために、ペットアロマを味方につけてみてくださいね!

PHAJでは、ペットアロマをもっと深く知りたい方の為に動画をご用意してます!

無料動画講座で分かること
  • 飼い主さんがお家でできるアロマケアとは?
  • 実際にアロマを使用した人の体験談
  • ペットアロマケアの実例紹介

公式LINE登録後に動画を受け取れます。
⬇︎ ⬇︎ ⬇︎

ご自身のペットに
アロマケアを活用したい
ペットアロマを
お仕事に取り入れたい
TOP