ペットに心配をかけない
『PHAJ症例発表会2024下半期』振り返り
今回は谷口千穂子さんのご発表から感じたことをお話しします。
谷口さんのご紹介はこちら
▼▼▼▼▼
https://petaroma-homecare.or.jp/instructor/instructor-916/
背中に大きな血管肉腫ができて、入院・手術を回避できた豆柴小夏
これもまた、驚くようなタイトルです。
背中にコブができてどんどん大きくなり、大学病院で検査の結果、『血管肉腫』との診断。
入院・手術も決まったということでした。
その頃、谷口さんから講師養成講座のZoomでご相談があったのですが、とても不安そうで落ち込まれている様子・・・
その時のご相談の内容は『血管肉腫をアロマでなんとかしたい』ということではなく、『手術後にできることはないだろうか?』ということ。
背中の大きなコブを切除することになるので、手術跡も大きく残るかもしれない。
「手術の後には傷が早く癒えるようなアロマを使ってみたり、手術前にはしっかりご飯を食べて体力をつけてもらおう」
みたいなお話をしました。
腫瘍に対してのケアは、講座の中でお伝えしたものをこれから試してみるとのこと。
他に出来るとすれば・・・
大きな病気が見つかったり、もうあまり長く一緒にいられないと分かった時、飼い主さんがペットを目の前にすごく悲しくなってしまうのはすごくよく分かります。
けど、ペットからしたら
目の前にいる飼い主さんが何だかすごく悲しそうな顔をしている。どうしたの?お母さん?
お母さんが心配!!!ってなっちゃいますよ。
ペットに心配をかけてしまわぬよう
「大丈夫だよ!」
を伝えてあげましょうね!!
と、泣き顔の谷口さんにそんなお話をしたのでした。
その日から約3ヶ月ほどでの今回の症例発表。
タイトルの通りなんと、入院・手術がなくなってしまったのです(驚)
実は、谷口さんは元バリバリの看護師さん。
定年退職後にペットアロマ講師となられました。
なので、検査結果とか手術の必要性とか、獣医師からの医学的な説明もおそらく普通の方よりもよく理解されていたというか。
その分、ことの重大さも分かってしまわれたのかもしれません。
そんな中での今回のペットアロマケア後のこの結果。
ご本人もびっくりですけど大学病院獣医師もびっくりされたようで
「実はペットアロマを使ったんです」
ということも伝えられたそうです。
『「ペットアロマを使っている」って獣医師に言ったら怒られそうで言えない』っていうのはよく聞く話なんですが・・・
「いい匂いですね~」
って言ってもらえたと。とても嬉しそうにご報告くださいました。
今回症例発表会に参加していた他の獣医さんも大きな病院の獣医師に否定されなかったのは、嬉しい!とおっしゃってました。
本当そう思う。
果たして本当に血管肉腫がアロマで消えたのか?それは分からないです。
ですが、手術するしかないと大きな病院で診断されたものが無くなってしまった。
新たに加えたものとしたらペットアロマしかない。
これは事実です。
大学病院の獣医さんもなんかよく分からない、ペットアロマのことは知らない
だとしても、ここを受け止めてもらえることがまずは第一歩だなと思います。
そしてあの3ヶ月前とは別人のようにニコニコと楽しそうにご発表される姿、私はめちゃくちゃ嬉しかったですね。
個人的には、谷口さんのご発表の中で言葉の端々に滲み出る「プロ感」を感じてさすが~って思ってました。
ご本人に指摘したら、自覚がなかったようですが笑
たとえば、コブの端っこのことを「辺縁」って言ったり。
普通の人は言わないですよね。聞き逃しませんでしたよ笑