うさぎは?インコは?
うさぎを飼っているけど
インコを飼ってるけど
爬虫類を飼ってるけど
・・・
「アロマは使えますか?」
というご質問、よくいただきます。
この「使えますか?」のところ
『何のために使うのか?』
によっては回答も異なってくるのですが、まず、いろんな動物と暮らすおうちで
「人間が」アロマを使えますか?
という意味でお答えすると、
必ず
【高品質なエッセンシャルオイル】
にしてください。
ペット自身に使うわけではないにしろ、同じ空間で揮発性の物質を使うのでペットにも影響が及びます。
もし不純物が混入しているものであれば、それによる『害』が心配です。
また、人間と違って『舐める』ことがあるので、その点も考慮して『雑貨』ではないオイルを使用してください。
実際、雑貨のアロマをおうちで使用したことによって
・犬や猫の呼吸器系に不調が起きた
・喘息の引き金になった
というような獣医師からの報告もあります。
さらに小さな動物であれば、なお、気にしないといけません。
こういう『不調が起きた』というケースは、
『そもそもペットに使用できる品質ではなかった』
という場合がかなり多い気がしています。
高品質であったとしても、もうひとつ重要なのは
『ペットに配慮した使用をする』
こと。
犬猫と違い、うさぎ、インコなどはケージに入っていることが多いですね。
自分の意思で自由に家の中を移動できないのであれば、さらに注意してあげましょう。
たとえば、ディフューズで使用する場合。
犬猫だと
『「このニオイいやだな」と思った時に、あっちの部屋に逃げられるようにドアを開けてあげてね』
っていうのですが、ケージに入っている動物はこれができないわけなので、ケージの近くで使用するのは避けてあげましょう。
こういった配慮をしてあげれば、うさぎやインコなど、小さな動物と暮らすおうちでも「人間が」アロマを使うことはできます。
いや、それ以上にうさぎやインコに役立つ使い方もすることができます。
体の大きさを考えて、使用する量は少量で
たとえば、
・うさぎの消化管うっ滞が早く解消した
・インコが呼吸がつらそうだったのがスムーズになった
とか
そういった体験談が寄せられています。
もちろん犬や猫同様、まずは動物病院で適切に診断・治療を受けてほしい。
ですが
動物病院でも「わからない」ということが小さな動物ではよく起こります。
こういうときにできることがあるのはやっぱり助かりますね。
でも、
「自分で何かして、何か(悪いことが)起こったらどうするんですか!!」
って思われるかもしれません。
ペットアロマは飼い主の「自己責任」ですからね。
自己責任が持てないうちは、自分で何とかしないで動物病院にしっかり頼るべきです。
自分でも
『できることがある』
と、しっかり確信できたらチャレンジしてみてください。
そのためには学ぶことも必要。
「自分で何とかしてやろう」って思うようになるとペットの様子をしっかり観察する目も育つようになる。
その結果、判断力も養われて飼い主力が上がります。
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動物病院で実際にどのように取り入れているのか?
獣医師的な視点からペットアロマをどのように捉えているのか?
ぜひ生で聞いてみてください。
詳細決まり次第、メールマガジンで先行募集いたしますのでお楽しみに!