下痢に悩んでペットアロマはじめたら心臓病が良くなった
ときどきこんな質問されることがあります。
「ペットアロマでいいことが起こるって発信されてますけど、副作用もありますよね?
ちゃんと副作用についても話すべきじゃないですか?」
ということなので、今日は【副作用】についてお話ししようと思います。
「副作用」っていうと一般的には薬学的な用語で
『本来の狙った「作用」ではない「別の作用」が出てしまうこと』
ですよね。
そうなんですよ。
ペットアロマでも「副作用」起こるんです。
ただ、、、、
薬学的な用語で言う「副作用」では、
たとえば
抗生物質を飲むと、原因の細菌を殺す(狙った作用)
けど
腸内細菌も殺してしまって腸内環境が乱れる(副作用)
って感じですね。「薬によるデメリット」です。
一方、ペットアロマの「副作用」はというと、
『下痢軟便嘔吐で生後4ヶ月の頃から8歳までずっと悩んでいて、ペットアロマでケアを始めたら・・・』
気がついたら、
心臓病(僧帽弁閉鎖不全)が良くなってて (副作用)
食欲が増進して(副作用)
ガウガウいわず穏やかになって (副作用)
下痢軟便嘔吐が良くなった。 (狙った作用)
っていう感じ。
「思ってもいなかったところに作用してる」って言う意味での【副作用】。
興味深くないですか?
お薬でいうところの【副作用】はデメリットをさす言葉ですが、ペットアロマで起こる【副作用】は、”おまけ”・”オプション”・”追加のメリット”ってことです。
お薬にしろ、エッセンシャルオイルにしろ、体は繋がってるからそういうことが起こるんですよね。
どこどこの臓器に作用してくれ~
という狙いで使うのはこちらの都合であって、人間や動物の体では、どこどこの臓器が単独で動いているわけではありませんからね。
だからこそ、一方向での作用をする「お薬」では、ある臓器には良い効果であっても他の臓器には悪いことが起こりえる(いわゆる副作用)。
もともと植物が自分のために、自分の体のバランスをとるために、作り出していると言われるエッセンシャルオイルは、人間や動物のバランスも整えてくれると言われますが、一方向的な作用ではなく様々なバランスをとってくれる結果、狙ったものではない作用(思ってもいなかったメリット)が起こるということかもしれません。
ということなのですが、冒頭のご質問では
「アロマを使って起こった悪いこと」
という意味で「副作用」と表現されているのだと思います。
だとすれば、それは「副作用」ではなく「間違った使い方」です。
何にしろそうでしょうが、正しくない方法でやったなら良くない結果が起こってしまいます。
たとえば、ペットアロマを使った直後に
・振えや嘔吐があった
・皮膚に赤みが出た
・喘息症状が出た
こういう事例は確かにあります。
ですが、こういう事例の「使い方」を詳しく聞いてみると
・ペットに使用できないアロマを使用した
・使用量が多すぎた
・十分な希釈をしていなかった
と、多くの場合はこういう感じです。
または
「ペットアロマを使おうとしたら、嫌がって逃げてしまうようになった」
というケースもあります。
こういう場合は、
・飼い主がそのアロマの香りが苦手だったが、犬のためにと使っていたり
・飼い主さんがペットアロマに不安や疑問があるまま使っていたり
ペットは飼い主さんの様子をしっかり観察して良く判断してるんですよね。
「何か危険なものだ!」
って察知しちゃってるんですね。
というわけで、私の経験上ですが正しい使い方をしている以上はデメリットとしての副作用はない!(と思います。)
ただし、誤った使い方をしているならデメリットは出てしまう可能性があります。
それを「副作用」と捉えてしまう。
こうならないためにペットアロマは正しく使って欲しいですね。
ペットアロマ講座では
・エッセンシャルオイルごとに、どんな作用があるのか
・症状ごとにどんなエッセンシャルオイルが効くのか
と学んでいくわけですが、それよりはるかに大事なのは
「ペットに安全な正しい使い方」
です。
どのエッセンシャルオイルを使うのがこの症状には正解だろう?
という正解探しはさておき、ペットのためを思って正しい使い方さえしていれば「狙った作用」以外の「思ってもいなかったメリット」があったりしますから。
結果的に「正解」になったりします。
前述した
「下痢軟便嘔吐で悩んでペットアロマを始めたら心臓病が良くなって食欲増進してガウガウが穏やかになって下痢軟便嘔吐も良くなった話」
先日インスタライブでご本人からお話しをしてもらいました。
https://www.instagram.com/
ぜひ聞いてみてくださいね。
今後も受講生とのコラボライブで面白いお話聞いていきますのでフォローしておいてください^^
『PHAJ症例発表会』を12月22日(日)東京で開催します!
前回6月に開催した時は受講生限定のセミナーにしたのですが、今回からは受講生以外の方にもご参加いただける形にいたします。
詳細は追って発表いたしますが、とりあえず12月22日、空けておいてくださいね!